ゆきの工房・ノベルのイクシア・Hシリーズ:グッドナイト3 月下の交わり

ノベルのイクシア
Hシリーズ
グッドナイト3 月下の交わり
掲載日:2020/08/21
著者:黄金のラグナデーモン108世 様
「さーて、今回はどんな夢かな……っと」


自室のベッドの上。
3回目となり、すっかり慣れたレイジはラッパ飲みで一気にグッドナイトを飲み干す。


「なんだかんだでいけるんだよなこれ。毎日飲んでも飽きなさそう。ま、結構値が張るから無理だけどな」


そこで大きなあくびを一つして仰向けにベッドに倒れ込み、そのまま意識を失った。



















雲一つない夜空に満月が浮かんでいた。



目線を落とすと、フェンスが視界に入った。









「レイジくん」




不意に静寂を破った声の方―――後方に振り向く。


が、そこには誰もいなかった。








「ふふ……もう少し下よ」




促されるままさらに下の方を見ると、そこには透き通った水に浸かったルナがいた。



彼女は紺色のスクール水着を身に纏っていて、彼女のたわわな2つの果実がスク水の生地を『御門』の2文字諸共盛り上げていた。
改めて自分の格好を見ると、男性用水着一丁になっていた。



そこでレイジは初めてここがどこかの学校のプールであることに気づいた。





「泳ごうよ」


「あ、ああ……」




戸惑いながらも水に入る。
夜だからだろうか、水はかなりの冷たさで思わず身を震わせた。




「夜に学校のプールなんて新鮮よね」



優しく微笑む彼女に『スクール水着を着たルナの方が新鮮だ』と思わず口にしそうになった。



そんなレイジを文字通り尻目に、ルナはプール中央辺りに映し出された満月に向かって平泳ぎを始めた。






「……っぷはぁっ!」




到達した彼女はそこで泳ぎを止め、水面へ顔を出すと同時に大きく息を吐いた。


天からのスポットライトを浴びている彼女は神秘的とも言える美しさで……







(人魚を見ているようだな……)


そんな感想を抱くと同時に、レイジの喉がゴクリと鳴った。










「ほーら。レイジくんもこっちへおいでよ」


「あ、ああ。今行く」




彼女のいる場所へ向けてクロールで移動を始める。
しばらくすると不意に右手が何か、ひどく弾力のある柔らかいものに触れた。



(って、この状況でそんなものひとつしか……!!)



触れた物体の正体を瞬時に察したレイジは泳ぎを止め、水から顔を出した。

案の定目の前にはルナの姿があった。




「ご、ごめん!その……」



「気にしなくても大丈夫よ……あ……」




言葉を途切れさせた彼女に怪訝に思い、ふと彼女の目線の先……水面越しの己の股間を見ると、いつの間にか『アソコ』が大きくなっていたのだ。





「ふふ、おっきくなっちゃったんだね?」



「いや……その……」




レイジがしどろもどろになっていると、ルナは股間の膨らみに手を添え優しく撫でた。


「うぅ……あぁ……」


不意の愛撫を受け、情けない声を漏らしてしまう。


「いいよ……私が鎮めてあげるから……」


水中に潜ってレイジの水着を下ろし、怒張を露出させる。




「お……おぉ……」



想像以上に大きくなっていた自分の息子に驚嘆していると、ルナが浮上し



「私でこんなに大きくなってくれるなんて……嬉しい……」


「そういうもの……なのか……?」


「うん」





屈託無く笑うと自身の股布をずらし、レイジの怒張を自身の内部へと導いた。




「おぉ……」




水中故か滑りがよく、あっさりと目的地へと入っていった。
そして冷たい水の中とルナの膣内の温度差がレイジの興奮を高めた。




「さぁレイジくん……思うままに私を突いて。余計な気遣いはいらないから」


囁くようにそう言うと、抱きついてきた。
二つの膨らみがレイジの体でむにゅっと潰れる。


そんな状態になったらもう、我慢などできるはずがなかった。




「わかった。水中セックス……楽しませてもらうぞ!!」





ルナの肢体を強く抱き返すと、激しく突き上げ膣内を抉り始めた。









「あぁっ!!レイジくん……激し……すぎ……あぁんっ!!」



「ルナが……言ったんだぞ?気遣わなくていいって……!!」



「確かに……!そう言った……けど……!……あぁんっ!!」



強烈な注挿を受け、レイジの腕の中でルナが苦しげに喘ぐ。
だが加減をするには興奮が高まりすぎていた。





「レイジくんのおちんちん……奥にズンズン来て……すっごく……いい……!!おかしく……なっちゃう……!!」


「水の中にいたから……ルナの温もりをいつも以上に感じるぞ!!」






レイジの人生で初めての環境下でのセックス。過去に無い快楽。
それによってレイジの逸物がみるみる膨張し、それを感じ取ったルナは互いの終末の時を察する。







「私の子宮に吐き出して!!全部!!」


「ようし来た!」



レイジが返事と同時に白い濁流を注ぎ込むと、ルナの体が腕の中で一層激しく跳ねた。
それこそ水から出された魚のように。



「ああああああぁぁぁぁぁんっ!!」



ルナが天空に輝く満月に向けて吠えた。





結合部から溢れた精液が漏れ出て、辺りに漂い出した。




「はぁ……はぁ……私の赤ちゃんのお部屋……レイジくんので一杯……とってもあったかくて……気持ちいい……」


「そりゃ……どうも……」




口から涎を垂らし、蕩けた目で自身を見つめる彼女の顔に思わず見入った。




「私……レイジくんの子供産みたい……」


その一言に情事の余韻が即座に吹っ飛び、レイジの背筋が凍った。


「じょ、冗談だよな……?」


「フフ……どうかしらね」



いたずらっぽく微笑むと、ペニスを外しレイジに背を向ける。




「さぁ……上がりましょ」


「あ、あぁ……」



促されるまま、彼女と共にプールサイドへ向かって移動を始めた。
その先には月光を受けて煌めく金属のハシゴがあった。

そしてルナがレイジの目の前でハシゴに手をかけて上りだした時。


(うおっ!?)




幾つもの水滴を零しながら大きくも形の良い尻が浮上する。

偶然か意図的か、レイジの顔面に突き出されるような恰好になる。




再び生唾を飲む。
水に濡れ、月明かりでテカる尻は一層レイジの情欲を掻き立て、一度萎んだはずの男根に再び硬さを呼び起こす。


反射的に腕が伸び、指が深く食い込むほどの力で彼女の尻を鷲掴みにした。




「え!?レイジくん!!?」



驚いて目を丸くするルナを、有無を言わせず盛大な水飛沫を立てながら強引に水中に引きずり込んだ。



「こ、今度はバックでさせてくれないか?」



言葉では頼んでいるが、彼は返事を待たずに無理やり彼女を抱き寄せていた。



「も、もう……イったばかりなのに……」



それでも彼女の口調には呆れこそ混じっていたが怒りや嫌悪は見えなかった。


レイジは手でスク水の生地をずらし、再び膣にペニスを突き入れるとおっぱいに掌ごと深々とめり込ませる。





「ん……ん……あぁっ……!!」



胸と膣からの快楽にルナが再び艶めかしく喘ぎだす。







喘ぎの第2楽章が終わったところで今回の夢は幕引きとなった。













(後でオトナのお店にスク水を用意できないか問い合わせてみよう。サヤ用は勿論として、他にも……)


これがレイジが目覚めて一番に思ったことであった。